裏切りそして塀の中。
そんな口の悪さがでながらも、二人目の彼氏ができた。

兄同士が先輩と後輩という中のただそれだけで知り合った、"こーぞー"

いきなりこーぞーの友達の"田代"から、

『こーぞーが好きらしいけん付き合ってげな。』

と言われた。

その時は好きな人もいなかったし、顔もかっこよかったので付き合う事にした。

告白されて次の日、

『今日夜ひま?』

暇とか暇じゃないの前に夜って!?とは思ったけど、見栄張りの私は、

『ひまひま!遊ぶ?』

と言った。

夜中迎えに来てくれるというので寝ないで待っていたらホントに来た。

その日初めて夜遊びを覚えた。

《なんすっとかなぁ。二人はちょっと恥ずかしいな。》

と考えていて、ある家に着いた。

《???》

『みんな待っとるけん上がろう。』

と言われて家に上がると、こーぞーの友達が何人か集まってた。

私と同じクラスの子もいたので、一人ではなかったけど、全っ然楽しくなかった。

《ないな…》

と思いながら家に帰った。
< 38 / 134 >

この作品をシェア

pagetop