裏切りそして塀の中。

第１の事件

何日かして、みんなが帰りの準備をしていた時、私はみんなより早く終わって隣の席の"しょり"と話をしていた。

その日の日直はくぅちゃんとなおみだった。くぅちゃんは前に立って日直の仕事をかたずけていた。

すると、くぅちゃんはプラスチックの棒を持って私の前に立った。

〔バシッ〕
『静かにして下さい。』
一瞬私はなにが起こったかわからなかった。

いきなり棒で私の頭を叩いた。あまりの驚きで痛みは感じなかった。

驚いたのは話してたのは私だけじゃなくてクラスにいたほとんどの人が話してたのに、私にだけそうゆう風にしたのが理解できなかったから。

その日はそのまま家に帰った。私の異変にきずいたのは二番目の兄だった。たんこぶができてたらしく、事情を聞かれた。

『くぅちゃんって人に叩かれた…』
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表紙・目次

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