裏切りそして塀の中。
自分らの部屋に戻ったら、まだ三浦達は歌っていたけど、時間が来たのでその日はそのまま帰った。

そして三浦と別れて1.2ヵ月がたったある日、私はさおりと二人乗りして学校を出てから、ゆうきに電話しようと思うとさおりに言った。そしたら

『いーね!かけてみようよ。私ももう一回会ってみたい。』

と言ってくれたので電話してみた。

『もしもし?あの…やぎらぁですけど。』

『ん?誰?全然わからんっちゃけど。』

『あ、カラオケ屋で会ってるんですけど…。』

『は?マジでわからん。ごめん。』

ってゆわれて、
《あぁやっぱそんぐらいやったんやね。もういいや…》

と思ったので、

『そうですか…。わからないんやったらいいです。じゃあ。』

と言って電話を切ろうとしたら

『待って…』

と言われて、また電話を耳に当てた。
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