裏切りそして塀の中。
こーたと林田先輩の家に戻ると、林田先輩は寝ていた。

ので私の家に行くことになった。
次の日私は学校に行かないといけなかったけど、泊めた。

学校に行ってる間こーたは部屋で寝ていた。

帰るとこーたはいなくて、兄がいた。

『お前あいつだけはやめとけやん。あいつがなんしよるか知っとるとか?』

『なんで?知らんよ。』

『あいつヤクザしよっとばい。』

私は不思議にショックは受けなかった。

なんとなくわかってたし、ヤクザしてようがこーたがずっと一緒にいてくれたらそれだけでよかった。

でも兄にだけは言い返す事ができなかった。
やっぱり怖かったから…。

兄がいなくなってすぐ、林田先輩と連絡とった。

こーたは携帯を持ってなかった。けど、こーたは、たいてい田先輩と一緒におるけん連絡とりたいときは林田先輩に電話して、とゆってくれてた。

ホントに一緒にいた。

駅で待ち合わせして、行くとこーたと林田先輩の他に女の人がいた。

《誰?》

少し嫌な感じがした。
でもこーたは、

『林田先輩の彼女が一緒やけどよか?』

と言った。

その割には、林田先輩と話してるのよりこーたと話してる事の方が多かった。
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