裏切りそして塀の中。
逃げられない…
そんなこんなで二年経ち、小学五年になった。
五年に上がるときクラス替えがあり、前のクラスの三人とだけ一緒になるようになっていた。
くぅちゃんとだけは一緒になりたくなかった。
自分の番がくるまで心臓が破裂しそうなぐらい緊張してた。
クラス替えの発表が始まった…。
『くぅちゃん4組。』
『やぎらぁ3組。』
泣きそうになった。
二年間の我慢が報われた。
二年間、何度となく死のうと考えた…。
私には勇気がなかっただけ。事故でもなんでも死ねるなら心残りはなかった。
ただ、私が死ねばくぅちゃんは後悔してくれるか、それだけしか頭になかった。
その日私は約二年ぶりに空をみた。最後にみたのはいつやったか…。
あの担任に怒鳴られた日からずっと下を向いて、歩んできた。
同じクラスにはなおみ、保育園から一緒の"あす"と同じになった。
それからは毎日幸せだった。
過去の記憶が私の中から消えようとしてた。
あと少し…
数ヶ月後、あいつが来た。
五年に上がるときクラス替えがあり、前のクラスの三人とだけ一緒になるようになっていた。
くぅちゃんとだけは一緒になりたくなかった。
自分の番がくるまで心臓が破裂しそうなぐらい緊張してた。
クラス替えの発表が始まった…。
『くぅちゃん4組。』
『やぎらぁ3組。』
泣きそうになった。
二年間の我慢が報われた。
二年間、何度となく死のうと考えた…。
私には勇気がなかっただけ。事故でもなんでも死ねるなら心残りはなかった。
ただ、私が死ねばくぅちゃんは後悔してくれるか、それだけしか頭になかった。
その日私は約二年ぶりに空をみた。最後にみたのはいつやったか…。
あの担任に怒鳴られた日からずっと下を向いて、歩んできた。
同じクラスにはなおみ、保育園から一緒の"あす"と同じになった。
それからは毎日幸せだった。
過去の記憶が私の中から消えようとしてた。
あと少し…
数ヶ月後、あいつが来た。