a-girl
「ディオール、まずいよ…。」
「あんたも口紅の味がわかるようになったかー。」
月美は綺麗だし、キスされたり、ベッドで裸にされてエッチなことをされたりするのは不思議とイヤじゃなかった。
そんなに変態的な行為を要求されるわけじゃなかったし、なによりきちんと身体は反応して、気持ち良かった。
月美の真っ赤な口紅が移る。
「…和ちゃん、あんた結構色っぽい顔してんのね。」
前髪を月美のラメのヘアバンドで上げられて、クリームを塗られる。
月美の匂いと同じ粉を叩かれて、顔をブラシが上下左右する。
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