a-girl
こんなこと、女の人としてるって、りゅうちゃんが見たら。
それを考える時だけ恥ずかしくなるけれど、悪いことしてるわけじゃない。

「…今度、着せて。」
「いいわよ。」

前で開くブラは、ぱちん、という音とともに外れ、胸の先端に月美の舌が降って来て、目を瞑る。

いつも体育倉庫で声を潜めていたのに、もう誰にも邪魔されない。
「…あ――――…。」
「可愛い…。」
自分がこんなにイヤらしいコだなんて、知らなかった。
違うのかな。みんな言わないだけで、ほんとは同じ事考えてるのかな。

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