a-girl
「…あッ…。」
りゅうちゃんの背中にしがみ付いて、この行為に溺れる。
最初は痛いばかりだったけど、今ではなによりりゅうちゃんを近く感じられるこの行為が大好き。

押し寄せる波に、白みかけた意識を怒号で取り戻す。

「お前等何してんだッ!」

今日に限って体育倉庫のカギをかけ忘れた、それだけなのに。
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