ワガママ
本当に落ち込んでいた時がある

死にたかった

世界は敵だらけだと信じていた

人の冷たさを、醜さを

じっくり体に刻まれた

誰も信じなくなった

人の裏の顔しか、見えなくなった

自分は世界に一人だと信じた

でも

愛する人ができた

その人は

僕と同じような体験をしていた

慰め合い、愛しあえた

信じることができた

僕はこの人を守る

それは絶対

その為には、やはり

働かなくてはならない


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