15才の私。
★+。出会い。+★
涼汰からの連絡が1度もないまま、高等部の始業式の日がきた。
「あゆ~おはよ!」
「おはょ…って髪、染めたの?!」
「うん!似合う?」
「うん、すごい可愛い!」
私の幼なじみの、大羽 舞奈香(おおば まなか)。
簡単に言えば…派手系!
でも、めちゃくちゃ可愛いから、昔からモテモテなのだ。
「あゆ、そろそろ体育館、行かなきゃ!」
「あ、そだね!」
「ねえ体育館ってどこ」
声のした方に顔を向けると、背の高い男子がいた。
「あ、えっと、私たちも今から行くんで、一緒に行きますか?」
「…ぉぅ」