君に届ける最後の手紙
電車に揺られる事約20分。
目的地に着き、下車すると共にアイの目が輝きだす。
「うわぁ……街にくるの久しぶりだぁ!」
そんな彼女を見て可愛いと思ってしまう俺は、ちょっとバカなのだろうか。
「ねっ、由んちってここからどれくらい?」
「ん?あぁ、そんなにかからないよ。アーケード抜けてすぐだから」
「すごい!……ホント都会っ子だね」
まぁ確かに寮生活から出てくると、都会っ子だったんだと思う。
「あんまりごみごみしてるの好きじゃないけどね」
するとアイは右の眉をクイッと上げ、こう言った。
「由、贅沢!」
目的地に着き、下車すると共にアイの目が輝きだす。
「うわぁ……街にくるの久しぶりだぁ!」
そんな彼女を見て可愛いと思ってしまう俺は、ちょっとバカなのだろうか。
「ねっ、由んちってここからどれくらい?」
「ん?あぁ、そんなにかからないよ。アーケード抜けてすぐだから」
「すごい!……ホント都会っ子だね」
まぁ確かに寮生活から出てくると、都会っ子だったんだと思う。
「あんまりごみごみしてるの好きじゃないけどね」
するとアイは右の眉をクイッと上げ、こう言った。
「由、贅沢!」