君に届ける最後の手紙
その日の昼休み。
「由、屋上で飯食うべ」
俺達は何かを話し合う時、決まって屋上で昼食をとる。
「なぁ、由がアサミに話し掛ける時、どんな気持ちで話し掛ける?」
「どんな気持ちでって……別になんも考えねーけど。つーか俺から話し掛ける事は、まず無い」
「はぁ〜、いつも向こうから話し掛けてくるわけ?いいですねぇ〜」
と、ゲンキは言うが、恋愛感情を持ってない以上、嬉しくもなんともない。
「別に良くねーよ。つーか何も考えずに話しかけりゃいいじゃん」
「そーそ、元気にオハヨウとかね!」
ゲンキの顔から血の気が引いた。……アサミだ。
「で、何の話?ゲンキくん好きな人でもいるの?」
良かった。内容までは聞いていなかったらしい。
「つーか何でアサミがこんなとこにいんの?生徒立入禁止のはず」
「アンタが言えた立場じゃないでしょ!……ちょっと考え事してた訳さ」
「へぇ、お前でも考え事なんてするんだな」
と、ある程度会話も落ち着いて来たところで、俺はスペシャル必殺技を繰り出した。
「やべぇ!腹痛ぇ……じゃ俺戻るわ!」
我ながらナイスだ。ナイス過ぎる。
ビューティフル!
……と言う事で、後は若い二人に任せよう。
「由、屋上で飯食うべ」
俺達は何かを話し合う時、決まって屋上で昼食をとる。
「なぁ、由がアサミに話し掛ける時、どんな気持ちで話し掛ける?」
「どんな気持ちでって……別になんも考えねーけど。つーか俺から話し掛ける事は、まず無い」
「はぁ〜、いつも向こうから話し掛けてくるわけ?いいですねぇ〜」
と、ゲンキは言うが、恋愛感情を持ってない以上、嬉しくもなんともない。
「別に良くねーよ。つーか何も考えずに話しかけりゃいいじゃん」
「そーそ、元気にオハヨウとかね!」
ゲンキの顔から血の気が引いた。……アサミだ。
「で、何の話?ゲンキくん好きな人でもいるの?」
良かった。内容までは聞いていなかったらしい。
「つーか何でアサミがこんなとこにいんの?生徒立入禁止のはず」
「アンタが言えた立場じゃないでしょ!……ちょっと考え事してた訳さ」
「へぇ、お前でも考え事なんてするんだな」
と、ある程度会話も落ち着いて来たところで、俺はスペシャル必殺技を繰り出した。
「やべぇ!腹痛ぇ……じゃ俺戻るわ!」
我ながらナイスだ。ナイス過ぎる。
ビューティフル!
……と言う事で、後は若い二人に任せよう。