君に届ける最後の手紙
「うちのお母さんね、お金のために今の父親と結婚したとしか思えないんだ……」
「……それはしょうがないんじゃね?金がなきゃメシも食えないわけだし」
「それはそうなんだけどさ……アタシ見ちゃったんだ。父親と知らない女の人が変なホテル入ってったの……そんな女の人が何人もいるのかなって思うとね……」
よくもまぁ白昼堂々と……。
「う〜ん……そゆの気付かないおばさんじゃないと思うけどな。……一度おばさんの気持ち聞いてみたらどうだ?話しづらいか?
「うん……まぁね」
「う〜ん……やっぱ俺、おばさんに会ってくる!」
「いいよ……アタシは今のままでいい。お母さん、ただでさえ辛い想いしてるのに、あたしの事まで気遣わせたくない」
「大丈夫だよ。余計な事は言わねーから。じゃ、年明けまで時間ねーし、行ってくる!」
「ちょっ……由ちゃん!!!」
俺は取り急いでおばさんの元へと向かった。
「……それはしょうがないんじゃね?金がなきゃメシも食えないわけだし」
「それはそうなんだけどさ……アタシ見ちゃったんだ。父親と知らない女の人が変なホテル入ってったの……そんな女の人が何人もいるのかなって思うとね……」
よくもまぁ白昼堂々と……。
「う〜ん……そゆの気付かないおばさんじゃないと思うけどな。……一度おばさんの気持ち聞いてみたらどうだ?話しづらいか?
「うん……まぁね」
「う〜ん……やっぱ俺、おばさんに会ってくる!」
「いいよ……アタシは今のままでいい。お母さん、ただでさえ辛い想いしてるのに、あたしの事まで気遣わせたくない」
「大丈夫だよ。余計な事は言わねーから。じゃ、年明けまで時間ねーし、行ってくる!」
「ちょっ……由ちゃん!!!」
俺は取り急いでおばさんの元へと向かった。