想い ずっと 永遠に


『落としましたよ?』



あの頃はまだ黒髪でセーラー服に身を包んだ彼女の差しだしてきた手の中には俺の携帯。


どうやら走った時ポケットから出たらしい。



俺は慌てお礼を言った時、初めてちゃんと彼女の顔を見た。







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