僕と、お姉ちゃん。
「お姉ちゃんっ!!お弁当の中身が楽しみだね」
「もぉ〜、ピクニックなんだからさ、もっと違うこと楽しもうよ。きっと、お弁当の中身は、私とトオルの好きな物が入ってると思うよ。」
半分呆れながらも、お姉ちゃんは僕の頭を撫でた後、笑っていた。
「そうだよねっ♪」
僕は、リュックのヒモを掴みながらスキップを始めると、空のペットボトルを踏んでしまい、転びそうになって思わず目をつぶった。
尻餅くらいは着くかなと思っていたが、実際は違っていて、誰かが僕の背中を支えていてくれた。
最初は、お姉ちゃんが助けてくれたのかと思っていたが、お姉ちゃんは僕の隣に居た。
気づくと、お姉ちゃんは誰かにお礼を言ってるのが聞こえた。
「ありがとうございます」
ペコリとお辞儀をする、姉の視線を辿ると夏にも関わらず、青白いけれど綺麗な顔立ちの少年が立っていたのだ。
このお兄さんが、僕を助けてくれたんだ…。
「君、怪我は無いかい…大丈夫?」
目が合うとニッコリと微笑んでくれた。
「あ…うん、平気だよ…それより、お兄さん助けてくれて、ありがとう」
「いいんだよ、」
「あの、良かったら御礼に…一緒にピクニックに行きませんか?お弁当もありますし、」
そう言って、お姉ちゃんはクーラーボックスを、ポンポンと軽く叩いてみせた。
「いいのかい?…」
少々、驚いた様子で僕達を見渡す少年。
「僕は大歓迎だよ♪お兄さん」
「ありがとう、優しいんだね」
そして、僕達は大きな木がある広い公園へと向かって行った。
「もぉ〜、ピクニックなんだからさ、もっと違うこと楽しもうよ。きっと、お弁当の中身は、私とトオルの好きな物が入ってると思うよ。」
半分呆れながらも、お姉ちゃんは僕の頭を撫でた後、笑っていた。
「そうだよねっ♪」
僕は、リュックのヒモを掴みながらスキップを始めると、空のペットボトルを踏んでしまい、転びそうになって思わず目をつぶった。
尻餅くらいは着くかなと思っていたが、実際は違っていて、誰かが僕の背中を支えていてくれた。
最初は、お姉ちゃんが助けてくれたのかと思っていたが、お姉ちゃんは僕の隣に居た。
気づくと、お姉ちゃんは誰かにお礼を言ってるのが聞こえた。
「ありがとうございます」
ペコリとお辞儀をする、姉の視線を辿ると夏にも関わらず、青白いけれど綺麗な顔立ちの少年が立っていたのだ。
このお兄さんが、僕を助けてくれたんだ…。
「君、怪我は無いかい…大丈夫?」
目が合うとニッコリと微笑んでくれた。
「あ…うん、平気だよ…それより、お兄さん助けてくれて、ありがとう」
「いいんだよ、」
「あの、良かったら御礼に…一緒にピクニックに行きませんか?お弁当もありますし、」
そう言って、お姉ちゃんはクーラーボックスを、ポンポンと軽く叩いてみせた。
「いいのかい?…」
少々、驚いた様子で僕達を見渡す少年。
「僕は大歓迎だよ♪お兄さん」
「ありがとう、優しいんだね」
そして、僕達は大きな木がある広い公園へと向かって行った。