私こそ光る☆君~グランプリ編~
「そう、君」
事も無げに言って、特別な笑顔を遺憾なく発動させる紫水。
この言葉を聞いた者の反応は様々だった。
隙を見て(というか隙を作らせて)遥の腕を脱出したものの、耳慣れぬ言葉に目を見張り、棒立ちになってしまっている由依。
(しーちゃんが告白した~!? ←by 由依)
脱出を試みて盛大に暴れた由依の頭で打った顎を押さえ、痛みのせいなのか、はたまた別の理由でなのかしかめ面をしたままフリーズしている遥。
(……は?
何やってんだ、あいつ?
つーか、俺様に由依押し付けて自分は女口説いてんじゃねーよ!!
↑by 遥)
いつもの眠そうな顔は鳴りを潜め、打って変わって真剣な表情をして座席からわずかに腰を浮かせている清龍。
(抜け駆けか……? ←by 清龍)
事も無げに言って、特別な笑顔を遺憾なく発動させる紫水。
この言葉を聞いた者の反応は様々だった。
隙を見て(というか隙を作らせて)遥の腕を脱出したものの、耳慣れぬ言葉に目を見張り、棒立ちになってしまっている由依。
(しーちゃんが告白した~!? ←by 由依)
脱出を試みて盛大に暴れた由依の頭で打った顎を押さえ、痛みのせいなのか、はたまた別の理由でなのかしかめ面をしたままフリーズしている遥。
(……は?
何やってんだ、あいつ?
つーか、俺様に由依押し付けて自分は女口説いてんじゃねーよ!!
↑by 遥)
いつもの眠そうな顔は鳴りを潜め、打って変わって真剣な表情をして座席からわずかに腰を浮かせている清龍。
(抜け駆けか……? ←by 清龍)