お隣サマは運命の人
なんとか落ち着いた三人・・・
いや、落ち着いたように見えるだけだ。
だってまだ目が笑ってるもん!
「愛菜ちゃん、機嫌直して?」
そういって沙羅が目の前にサンドイッチを出してくれた。
朝食の・・・
朝イチで沙羅んチに来たから、お腹もすいてた私は素直に受け取る。
無言で食べてる私にお互いの顔を見合わせて礼央くんが口を開く。
「ここに来てること翔太さんは知らないんじゃ・・・?」
「うん、知らない。朝早いとしか言ってないから。」
「親父さんは?」
「パパは知ってる。昨日言った。」
「どーすんの?逃げ切れないと思うよ?
ちゃんと翔太さんと話さなきゃダメだと思うけど?」
「そーだよ?だから相談しに来たんじゃん。」
「「「うわっ、まだ怒ってる。愛菜がガラにもなく開き直った。」」」