お隣サマは運命の人

驚きでまだあわあわとなってる私を知ってか知らずか・・・


いや、わざとだ。


この眼知ってるもん。・・・沙羅と・・・沙羅とおんなじ眼~!!



「あはっ。愛菜ちゃんかわいい~!」



・・・ほら、やっぱり・・・



「美和さん・・もしかして楽しんじゃってます?」




「ごめんね~。愛菜ちゃんの百面相の続きが見たくて。」



理由まで沙羅と同じなわけね。


私ってそんなに百面相なの?


キスしたなんて私にとっては衝撃発言なはずなんだけど、ってか、聞くことなんてできないと思ってたことをこんなあっさり言われちゃうなんて・・・




そう思いながら美和さんを見ると、真面目な顔をした美和さんと目が合った。




え・・・?何・・・?

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