お隣サマは運命の人
段々近づく足音。

ほーら、来た。


「‥おはよ‥バカ愛菜。」


「は?なぜにバカ?」


「どこの世界に朝っぱらから
ベッドから突き落として
起こすバカがいる?
しかも毎朝‥毎朝。」


「ここにいまぁす。
文句あるなら落ちる前に
起きれば〜?」


はぁ〜
私ってホント可愛くない‥


「落ちる、じゃなくて、
落とされる、ね。
朝から体いてぇんだよ。」


「早く食べてね〜。」


「無視かよっ!」


だってこれ以上、可愛くないこと言いたくないもん。


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