お隣サマは運命の人

｢あら、この数日でなんだかいろいろあったのね。｣


｢そうなの！今までがおかしかったのかもって思うくらい私にしては変化でしょ。｣


｢ま、この姿を兄さんが見たら
またヤキモチ妬きそうね。｣


今日は理恵さんとこで夕食。

この数日の話を報告中。


｢でも沙羅ちゃんの言うことは一理あるわよ。
愛菜はそのままでもかわいいけど、女として見て欲しいなら、今より中味のある女を目指すのはいいんじゃない？｣


｢そう！だから目指せ、魅力的な女！なの。｣


｢ま、年下には年下の良さもあるけど、相手によっかかるだけの恋愛は、相手にだけじゃなく、自分にとってもいつか行き詰まりを感じるはずだしね。｣


｢その辺は正直言ってまだ私にはなんとなくしかわかんないんだけどね〜。
でも、魅力的な女にはなりたい！｣


｢ふふっ。そういう素直なとこは愛菜のかわいいとこだけどね。｣