お隣サマは運命の人
「で、さっき言ってた夏休みのバイト、当てはあるの?」


「ん?まだ探してないの。
どういうのがいいか考え中。」


「そう。もし愛菜が良ければウチでもいいわよ。
ランチタイムも結構忙しいし。」


「ホント?!ただでさえ理恵さんには甘えっぱなしなのにバイトまでお願いしていいの?」


「何遠慮してんのよ。
手伝ってくれるならこっちも助かるし、愛菜なら気心知れてる分、雇う側としても安心よ。」


「嬉しい!じゃ、お言葉に甘えて夏休み働かせて下さい!」


「OK!じゃ詳しいことはまた相談しましょ。
兄さんには私から話してあげる。
さ、もうすぐ兄さんも来るし、早く食べちゃいなさい。」


「はぁい!理恵さん、ホントにありがと!」



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