お隣サマは運命の人
「〜ってぇ…。二回も落とすなよ…」


「だってまた寝ちゃうんだもん。」


「分かった、起きるよ…。
んで、金曜が何って?」


今度はちゃんとベッドに腰掛けてくれた。


「あのね!花火大会だよ!
去年一緒に行けなかったから今年はどうかなって思って!」


「花火大会か、もうそんな時期なんだ。
再来週の金曜…多分夜は空いてるよ。」


「じゃ一緒に行こ?ダメ?」


「別にいいけど…」


「やった!じゃ決まりね!
で、もう一つは報告!」


「報告?」


「そ。あのね…」



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