lose faith
『アッ‥あの‥私、今日こちらの入社試験を受けに来たんです』
『あれっ‥でもそれなら何でこんな所に?』
『アッ‥あのぉ‥RestRoom出てから迷ってしまって‥』
『ぁあ〜此処は変な造りだからね‥』
ハハッと笑いながら携帯を出して何処かにかけだした
『もしもしお疲れ様です‥子供服事業部の佐野ですがーーーーーーー』
私はその様子を見上げていた‥見つめ過ぎたのか目が合ってしまいハッとした瞬間にニッコリ微笑まれた私はドキッとしてしまい熱くなる顔を慌てて逸らした‥
『ーーーそうしてもらえると助かる‥うん‥アッちょっと待って//ネェ君の名前と学校名は?』
『ハッハイ‥〇〇〇服飾学院の真咲波音です』
彼がそれを復唱して伝えて何かを話した後で携帯を閉じた‥
ニッコリ微笑みながら私の前にしゃがみ込むと‥
『ヨシッ‥話しはついたから試験の心配はいらないから脚の手当してこよっか〜』
そう言うとおもむろに波音を抱き上げた‥