Iの漂流戦士
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350ページ余りの漂流戦士は今までに読んだ事のない内容だった
スムーズに読める文章と上手く表現出来ている心理描写
本を読まない子供が増えてる中、カリスマと言われるだけの事はある
正義は夢中になって本の読み、気付いたら4時間も経っていた
(よ、4時間…!?やばい電話しなくちゃ!!)
急いで学校の方に連絡を入れると、やはり自習の授業に教師はあまり必要がないらしく怒られる事はなかった
それどころか日夜、教員と愛の手の両立をしている事を配慮され
今日は学校に来ないでたまには体を休めなさいと校長が言ってくれた
正義はその言葉に甘え、もう一度漂流戦士の最後のページを読み返してみた
“この物語は事実を元にしたフィクションです”
ありがちな言葉だが、正義には違和感しか残らなかった
漂流戦士は実体験を元にした話が最大の売り
(あの少年が………
経験した話?)