ココア





それに気づいた瞬間。


ずっと前に諦めたはずの想いが、堰を切ったように溢れ出す。



また、きっと彼に恋をしてしまう─私





例え、片想いだっていいから





『また』という表現は少し違うかもしれない


きっと、ずっと、私は西原くんを好きだったのだから──





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