センパイ、頑張って!
カシャカシャ!


ん?


「あのー、今の顔…「撮ったよ。

いい顔してたからねー。」


いい顔?

照れちゃうな…









ってんなわけあるか―――!!

めちゃめちゃヤキモチ妬いてる怒った顔だったでしょ!?


「ふふ、その顔もいいね。」


カシャカシャ!


「さっきの嫉妬まみれの君の写真、あとで彼氏君に渡しといてあげるね?」


はぁああ??!!


あんなの見せたら本気引かれちゃうから―――!!


「嫌だ!!」


「あっれー?

裕美ちゃんそろそろ仕掛けるんじゃない?

彼氏君喜ぶだろうね―。


あ、もうベタベタし始めてるよ。」


「ベタベタ!?」

慌てて視線をセンパイに戻すと、センパイの胸に背の高い佑美さんが擦り寄ってて……

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