センパイ、頑張って!

どぉしよ―…Side春菜

センパイが出ていってすぐ隣の部屋の深雪が入ってきた。


「春菜―!!!」


突然抱きつかれたから布団に倒れこんじゃった。


「どしたの?
テンション高いね―。」


「先輩か家に泊まるんだよ?

そりゃテンションも上がるでしょ!!

ぁあーもう色々楽しみすぎてやばい!!

春菜はなんか準備した?」


深雪がこんなにテンション高いことなんてめったにない。

先輩が来たのが相当うれしいんだなぁ。


「まぁまぁ落ち着いて。

わたしは準備は万端だよ。

完璧です!」


敬礼の格好で答えると、

「ならいい!」

そういって深雪も敬礼で返してきた。





「って、春菜―?

何の準備か分かってるの?」

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