センパイ、頑張って!



………………多分、わかっちゃった…かも。



「……つ、つまり、あの〜…


下ネタ的な意味…ですよね?」


多分あってるけど、もし違ってたらどうしよう…。

すごい恥ずかしいよね。



緊張しながらセンパイの顔を覗くと、

センパイは真っ赤な顔に手を当てていた。


「…………いや、まあ、そんな……とこ。」


「……………」


手の甲を口元に当てて、赤い顔を隠しているセンパイを見ると、今までなら絶対思わなかったような事を考えてしまった。



「…………引いた?」


「…………え、あ、いや、全然!!」


「……………絶対引いただろ…。」


「いや、ほんとに引いてないです!

むしろ、なんていうか……



かわいいなあと…。」



だってセンパイのこんな姿初めて見たし!

なんかこう、キュンってした!!



< 136 / 146 >

この作品をシェア

pagetop