センパイ、頑張って!
………………多分、わかっちゃった…かも。
「……つ、つまり、あの〜…
下ネタ的な意味…ですよね?」
多分あってるけど、もし違ってたらどうしよう…。
すごい恥ずかしいよね。
緊張しながらセンパイの顔を覗くと、
センパイは真っ赤な顔に手を当てていた。
「…………いや、まあ、そんな……とこ。」
「……………」
手の甲を口元に当てて、赤い顔を隠しているセンパイを見ると、今までなら絶対思わなかったような事を考えてしまった。
「…………引いた?」
「…………え、あ、いや、全然!!」
「……………絶対引いただろ…。」
「いや、ほんとに引いてないです!
むしろ、なんていうか……
かわいいなあと…。」
だってセンパイのこんな姿初めて見たし!
なんかこう、キュンってした!!