センパイ、頑張って!
幸せ…… side深雪
「たっだいまー!」
「あ、太一センパイおかえりなさい。
お風呂どうでした?」
春菜の部屋から帰ってきて少ししたとき、太一センパイがお風呂から帰ってきた。
なんか楽しそう?
「秋磨とはちあわせたから一緒に入ったんだけどさー、
あいつすっげーおもしれーの!」
「水口先輩と入ったんですか?!
さすがにお風呂狭かったでしょ?」
二人とも細いとはいっても、
野球部で鍛え上げた筋肉と、170cm越えの身長で一緒にお風呂はさすがにきついんじゃ無いかしら…?
「いや、それは問題なかったよー。
秋磨はすぐに出て行ったし。」
水口先輩かわいそう…。
太一センパイに追い出されちゃったのね。
「それよりさー、あいつ相当なことやらかしたんだよー!」
「相当なこと、ですか?」