センパイ、頑張って!
お祭りに行きたい!Side春菜
「絶っっっっっ対、ムリ!!」
「何でよ~。
いいチャンスじゃない。
あんた達2人はこんなことでもないと一生名字で呼ぶことになるわよ?
ぁあ~、もうムリ!
春菜、帯やって~!」
部活が終わって家に帰るとそこら中に服やらメイク道具やらが落ちてて、足の踏み場もない状態だった。
リビングに行くと深雪が髪をアップにして化粧をしていた。
あげくに私に、
「先輩上がってくるかもしれないから片付けといて!」
って!!
それで、落ちてたものを全部クローゼットにいれ終わったと思ったら、今度は帯かよ!
「深雪今日ヤケに張り切ってるね?
どしたの?」
帯を止めながら聞くと、見なくても笑顔なのが分かるくらいうれしそうな声で、
「だって太一先輩と初めデートするんだもん!!
うれしすぎる!!」
「何でよ~。
いいチャンスじゃない。
あんた達2人はこんなことでもないと一生名字で呼ぶことになるわよ?
ぁあ~、もうムリ!
春菜、帯やって~!」
部活が終わって家に帰るとそこら中に服やらメイク道具やらが落ちてて、足の踏み場もない状態だった。
リビングに行くと深雪が髪をアップにして化粧をしていた。
あげくに私に、
「先輩上がってくるかもしれないから片付けといて!」
って!!
それで、落ちてたものを全部クローゼットにいれ終わったと思ったら、今度は帯かよ!
「深雪今日ヤケに張り切ってるね?
どしたの?」
帯を止めながら聞くと、見なくても笑顔なのが分かるくらいうれしそうな声で、
「だって太一先輩と初めデートするんだもん!!
うれしすぎる!!」