センパイ、頑張って!
お昼にそんな会話をしたこともすっかり忘れて、
部活にいそしんでいた放課後。
「春ちゃ~ん、
キャッチャーやってくんない?」
私より汗まみれになった夏川先輩がマウンドから手を振ってる。
「またですか~?
藤本先輩はどうしたんですか?」
私は昔はキャッチャーだったから今も頼まれたら夏川先輩の練習に付き合うんだけど最近やけに回数が多い気がする。
「あいつ今調子悪くてさぁ。
最近ずっと部活来てねぇんだよ。」
確かに最近藤本先輩の顔を見てない気がするけど…
「それって悪循環じゃないですか?!
調子が悪い時こそ部活に出てきてやった方が早く立ち直れるのに。」
「いや、それ俺に言われても…。
あいつなんか絡みづらいからさ。」
部活にいそしんでいた放課後。
「春ちゃ~ん、
キャッチャーやってくんない?」
私より汗まみれになった夏川先輩がマウンドから手を振ってる。
「またですか~?
藤本先輩はどうしたんですか?」
私は昔はキャッチャーだったから今も頼まれたら夏川先輩の練習に付き合うんだけど最近やけに回数が多い気がする。
「あいつ今調子悪くてさぁ。
最近ずっと部活来てねぇんだよ。」
確かに最近藤本先輩の顔を見てない気がするけど…
「それって悪循環じゃないですか?!
調子が悪い時こそ部活に出てきてやった方が早く立ち直れるのに。」
「いや、それ俺に言われても…。
あいつなんか絡みづらいからさ。」