アナタに届け
翔は、あたしに気付いていないのかブランコにずっと座っている。


あたしは、そーっとブランコに近付いて後ろから「わっ」っと言った。

すると翔は、ビクッっとして後ろを向きながら少し怒った顔をして「テッメー蓮華ー来てるんだったら声くらいかけろよ。さっきの超ービビったよ。」

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