メガネ★王子~秘密の俺様男~





それから少しして、俺達はおっさんにお礼を言って海の家を離れた





「もう帰るの??」




俺の手を握ってついて来る凛は不思議そうに言う





「いや、帰らねぇよ??今からがとっておきの場所」




俺はこの海に来て必ずそこに行く





誰もいなくて、すごく落ち着けるところなんだ






「あははっ……楽しみ!!」





嬉しそうな凛を見て、俺も自然と口元が緩んだ






< 145 / 380 >

この作品をシェア

pagetop