メガネ★王子~秘密の俺様男~






蓮は裾を掴んだ私に一瞬驚いたがすぐに柔らかい表情で






「また明日な、おやすみ凛」




そう言って頭を撫でた





「……うん、オヤスミ蓮」






私はそっと裾を掴んだ手を離した





そして、蓮を角を曲がるまでずっと見ていた





曲がる直前に私に向かって手を上げた





私は笑顔で手を振った





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