愛の直球勝負

1時間後。


やっとすべての検査が終わって教室で着替えていたら透也達が来た。



「お前身長伸びた?」



いきなりなんだよ!と心で思いながら


「一応5センチほど...」

と答えた

「お前かなり伸びたんだね。俺なんか2センチしか伸びなかった。」


「ぼ、僕なんか小学校と同じだよ」


正広はとてもがっかりしていた。



まぁ成長期だからって個人差があるんだろう。



「そうだ、お前部活何にするか決めた?」


「俺は野球部希望。正宏は?」


「まだ決めていないよ...」


「透也もまだ決めていない?」



「いや、俺も野球部を希望している。小学時にキャッチャーとして野球クラブに所属していたから。」



"えっ、キャッチャー?俺はピッチャーしていたから、まさかのバッテリー組めたりして...."


そう思いながら自分達のクラスの教室へ向かった。



しかしまだ女子が着替えているらしく仕方なく教室の前で待た。



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