そして優しい嘘を言葉に
ん~、やっぱり若本先輩って、どこまで本気で、どこからふざけているのか、謎だなぁ……。

でも、なんだかんだ言って、登先輩の心配をしているところは、やっぱり2人は親友なんだなぁ、と思った。



「じゃぁ、行って来るから、後で合流しよう」

大村さんが私と真実に言った。



「佐伯と東野は、2人だけで居ると変な奴にナンパされるかもしれないから、隆志と登と一緒に居ろよ?」

涼がちょっと心配そうに、私達に言った。



「じゃぁ、また後でね~」

希未はそう言って手を振った。



「うん。みんな、楽しんで来てね」

私はそう言って、みんなに手を振った。

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