そして優しい嘘を言葉に
なんだか、ちょっと恥ずかしい。

思わず、無言で首を左右に振った。



あれっ?



いつの間にか、私と登先輩が並んで歩いていて、隆志先輩と真実の姿が無かったのに気が付いた。

立ち止まって後ろを振り向くと、少し離れたところを2人で楽しそうに話しながら歩いていた。



あ、れっ?

その様子を見て……思った。



なんか、もしかしたら、あの2人……いい雰囲気じゃない?


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