そして優しい嘘を言葉に
「真実ちゃん、美雪、こっち」



真実はミルクティー、私は抹茶ミルクを買って、先輩達を探していると、隆志先輩が呼ぶ声がした。

レストランからはスキー場が見えるように、片面が全部ガラス張りになっていて、そのガラス張りの手前にあるテーブルに2人が居た。



あっ、ここからだと、滑っている人達が良く見える。

早く、涼の滑っているところ、見たいなぁ。



「ここだと、みんな滑ってくるのが見えるだろ?」



ドキッ

隆志先輩の言葉に、私の考えていた事がバレてる気がして、心臓が鳴った。

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