そして優しい嘘を言葉に
あっという間過ぎる。

もっと長い時間、見ていたい。

もう1回見たいなぁ。



気が付いたら、私、ガラスに両手を付いて外を見ていた。



ハッとした。



マズイ!

真実達が居るをすっかり忘れて、涼を見るのに夢中になっていた。



心なしか、背中に視線を感じる気がする。



そっと振り返ってみた。

3人共、私をジーっと見ていた。

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