そして優しい嘘を言葉に
ポン
えっ?
気が付いたら軽く俯いて考え込んでいて、そんな私の頭の上に、涼の手が乗っていた。
「気にし過ぎ。逆に怪しいぞ、おまえの態度」
「だって」
「それより、今、何時?」
えっ?
このフロアにも時計があって、お互い見えるのに、どうして訊くんだろう?
「21時30分」
「3回目だよな」
「えっ?」
「この時間でも一緒に居られるのは」
あっ!
涼の言葉が嬉しくて、自然に笑顔になる。
えっ?
気が付いたら軽く俯いて考え込んでいて、そんな私の頭の上に、涼の手が乗っていた。
「気にし過ぎ。逆に怪しいぞ、おまえの態度」
「だって」
「それより、今、何時?」
えっ?
このフロアにも時計があって、お互い見えるのに、どうして訊くんだろう?
「21時30分」
「3回目だよな」
「えっ?」
「この時間でも一緒に居られるのは」
あっ!
涼の言葉が嬉しくて、自然に笑顔になる。