そして優しい嘘を言葉に
「ちょっと、肩に肘を置いて、頭の上で手を組むの、止めてよ……重たい」
その言葉と同時に、ズンと更に頭の上が重くなった。
うー……さては、自分の頭を乗せたなぁ。
「はーい、似た者バカップルでーす」
昨夜の続き?
朝からハイテンションな涼の発言に、『まだ酔ってる?』と一瞬思ってしまう。
でも。
「重たいから、止めてよ」
再び私はそう言って、見えないけど乗っている位置から想像して、今度は涼のおでこを押してよけてもらおうとした。
あれっ? なんか熱い?
私の手が触れたと同時に、涼は私から離れた。
その言葉と同時に、ズンと更に頭の上が重くなった。
うー……さては、自分の頭を乗せたなぁ。
「はーい、似た者バカップルでーす」
昨夜の続き?
朝からハイテンションな涼の発言に、『まだ酔ってる?』と一瞬思ってしまう。
でも。
「重たいから、止めてよ」
再び私はそう言って、見えないけど乗っている位置から想像して、今度は涼のおでこを押してよけてもらおうとした。
あれっ? なんか熱い?
私の手が触れたと同時に、涼は私から離れた。