立花香織の友と家族
「ヴァンパイア鬼に会うのは、初めてなのかな? ヴァンパイアのお嬢様?」
ヴァンパイア鬼……。
逃げないといけないよね?
でも、どうすれば、逃げられる?
この辺、この人達の匂いで埋め尽くされてる……。
「何を考えているのかな?」
「えっ!?」
「僕等についてきてよ、ヴァンパイア!!」
「ねぇ? 何が気に入らないの? 私の何がいけないの?」
意味不明だよ!
わけわかんないよ!
もう嫌だ!
こんな世界、


消えてしまえ!!!

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