クールな年下くん*゜
「せっ…!先輩?!」



俺が驚いていると、梓先輩は泣きながら小さい声で呟いた。


「好き」



震えている声。


「刹くんが…あの子を好きでもいいから、返事がほしいよ…」



胸に刺さった言葉。



俺は梓先輩を抱きしめ返し、耳元で囁いた。


「俺が好きなのは、梓先輩だけ。
この態度も梓先輩にだけ。」




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