白虎連合Ⅲ
夜が近いのか、街にはヤンキーがちらほら。
ナンパ待ちのギャルがまたまた座り込んでるし。
「ここの機種やっけ?」
「はいっ」
そんな中、私と龍は一つの携帯ショップへ。
時間ギリギリやからセーフかな。
ってか最近の携帯わかりません。
「どーせなら最新のにしたら?」
「ですかね?」
「せっかくやし」
二人して店内をぐるぐると回り、一つ一つ携帯を見ていく。
というか私が後ろに付いていって。
てか龍歩くの早いしっ。
「つーかゆいさんっ」
「うわっ、なに?」
と、思うと急に龍は振り返ってきて。
思わず携帯落としそうになったわ。
「携帯おそろにしません?」
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