白虎連合Ⅲ
「なぁっ、どんな人なん?」
「うるさい」
「でも英寿くんに似合うっていったら、やっぱり大人の人?」
「ゆい、ハウス」
「ハウス?!」
最終的にはギッ!!!と睨まれてしまった。
て、てか。
ハウスって。
うちは龍か!!!
でも、なんか寂しいな。
英寿くんにも大切に思う女の人っているんや。
いつも近くにいたけど、遠くに感じてしまう。
「そっか、」
英寿くんから離れて、隣にちゃんと座り直す。
すると隣から腕が伸びてきて、
「アホちゃんやな、お前は」
頭を撫でられたと共に。
小さな笑い声。
.