白虎連合Ⅲ






わけが分からないまま、箒を持って私は首を傾げて。

目の前では笑いを堪えている悠介。







「龍いきなりどうしたん?」


「いやー、おもろい舎弟くんやなっ」


「あの、質問に答え、」


「ウブやねんて、龍くんは」


「???」







紫織と悠介は楽しんでるし、私はついていけてないし。

てか質問に答えてよ!!!



めっちゃ置いてけぼりやんっ。







「さ、チャイムなるし箒ロッカーに入れようねー」


「う、うん」


「やー、これからが楽しみやわ」







すっごい二人に流されてるような気がするけど。


ま、後で龍に聞けばいっかな。








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