白虎連合Ⅲ
「ゆいの後ろ乗せて貰うん初めてやーっ!!!」
「そうやっけー?」
「前、絵里の時龍くんに邪魔されたしねーっ」
「し、紫織さんっ」
直接当たる風が気持ちいい。
それはきっと、悩む心が消えたから。
龍や紫織、皆のお陰。
「紫織、うち紫織みたいな親友いて幸せやわ」
「きゃー!!!ゆいありがとうっ」
「事故るっ!!!落ち着いて!!!」
でもな、紫織。
本気でそう思ってるよ。
たった一人の女友達。
それが紫織で本間によかった。
「紫織好きーっ」
「結婚しちゃうーっ?」
「えっ?!」
「龍くん焦りすぎーっ」
「え?龍どしたん?」
「いや、なんでも…」
なんてお礼言ったらいいか分からんけど。
ずっと、ずっと一緒にいよな。
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