白虎連合Ⅲ
に、してもその偽物ギャルはなんでうちの名前使ってるんやろ。
他にも有名な女の子もおるはずやのに。
やっぱりうちを潰したいから?
しかもうちもギャルやのに、更にすごいギャルらしいし。
うーん。
「おっしゃ、だいぶ乾いたでー」
「ゆい髪の毛凄いことなってるっ!!!」
「ささ、俺の体温が残ったこの服に着替えっ」
「なんか一人だけ意味わからん事言ってるんやけど」
着ていた上のジャージを渡してくる寿を睨みつけて。
やっぱり悠介がわからん。
こんな変態の何処がいいんかね、全く。
窓から入る光が段々明るくなる。
星は消え、代わりに太陽が顔を出して。
「そろそろ帰ろっかー」
「せやね、」
「ゆいさん送りますよ!!!」
「いや、バイクあるし…」
「……………」
「送って貰おっかな」
「はいっ!!!」
今日は色々ありすぎて疲れたし。
早く寝たいっす。
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