白虎連合Ⅲ






「ありがと、」






なんだか恥ずかしくなって、ジュースをゴクゴクと飲んで。

紫織も恥ずかしくなったのか、同じようにジュースを飲み始めた。







「うちも、」


「ん?」


「紫織大好き」


「て、照れるなぁっ」






笑い合い、目が合って。



出来ればもっと早く紫織に出逢いたかった。

でも結果的には出逢えたわけやし。



幸せ者やわ、うちは。







「まぁあの時一番謎なんは龍くんやけどねっ」


「……………」


「走ってきたとか、どんだけっ」


「絶対前世犬やな、龍」






今日一人サッカーして倒れてたけど。




体力半端ないやろな。






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