白虎連合Ⅲ
入院生活、再び
「高熱に全身打撲、それに肋骨きれーに二本いってますね」
「はぁ、」
「何してこんなんになるんかな」
「ちょっと踊りを…」
「有り得ない、入院ね」
「いやいや本間に…入院?!」
「そう、入院」
白虎御用達の病院。
目の前の先生はカルテを見ながら遠くに行ってしまって。
ベッドに座り込む私。
そんな私を英寿くんは見下していた。
「お前本間入院好きやな」
「別に好きで入院してるんちゃうもん」
「あーそうですかそうですか」
「……………」
鎮痛剤を打って貰って、今はだいぶまし。
熱もその内引くとは思うけど。
きっと肩に担がれ、落とされたときに骨折したんやろな。
時刻は早朝四時。
皆まだオトシマエしてんのかな。
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